問題 高血圧:測定・型

解答:d

a:朝と夜それぞれの血圧が大切である。朝2回、夜2回血圧を測り、それぞれ平均を出す

b:食事は血圧を変動させてしまう(収縮期血圧は上がり、拡張期血圧は下がる)ため食後に行うが、排尿を我慢していると血圧が上がってしまうため、排尿後の負荷がない状態で測定する。

c:飲酒する場合は飲酒による血圧の変動を避けるために飲酒前に測定する。

d:○
正常血圧者の多くは夜の血圧が10-20%下がるdipper型である。dipper型の高血圧は夜の血圧が下がらないnon-dipper型よりも臓器障害や心血管イベントのリスクが低い

e: non-dipper型DM(糖尿病)やメタボ、CKD(慢性腎臓病)で生じやすく、臓器障害や心血管イベントのリスクが高い

問題

正しいものを1つ選べ。

a:血圧の測定は朝と夜の2回行い、その平均を取る。

b:朝の血圧の測定は、起きてから食事やトイレをする前に行う。

c:飲酒するなら測定結果の信憑性に欠けるため血圧は測定できない。

d:夜の血圧が朝よりも10-20%下がる高血圧の型をdipper型という。

e: non-dipper型はdipper型よりも臓器障害や心血管イベントのリスクが低い。

血圧が正常の人は朝と夜のどちらが血圧高い?