時効型インスリンは大きく3種類あります。
血糖値を下げる以外の効果としてどのような使い分けがあるのでしょうか。
刺激が少ないもの。打ち忘れに強いもの。毎日の調整に適するもの。
選ぶ基準にしてください!
持効型インスリンの使い分け
一覧
- インスリン デテミル(レベミル) ←刺激が少ない
- インスリン デグルデク(トレシーバ) ←42h以上効果が持続
- インスリン グラルギン(ランタス) ←24h効果が持続
インスリン デテミル(レベミル)
- Phが中性であるため注射時の刺激が少ない。
注射で痛みを訴える場合に変更の選択肢として使用できる。
他のインスリン注射で痛みを訴える場合に使用しやすい。
インスリン デグルデク(トレシーバ)
- 作用の発現にピークはない
- 42h以上効果が持続する
効果の持続時間が長いため、血糖値が安定している患者や打ち忘れが問題となる場合に有用となる。
- 効果の持続時間が長い。
- 血糖値が安定している患者や打ち忘れが問題となる患者に有用。
インスリン グラルギン(ランタス)
- 作用の発現にピークはない
- 24h効果が持続する
ある意味効果が24hで切れていくため、毎日血糖を測定してインスリン調整する場合に使いやすい。
- 24hで効果が切れる。
- 毎日血糖を測定してインスリン調整する場合に使いやすい。(入院時など)